実は30年でGDPが倍になれたかもしれない日本
- HEART♡おかやま
- 2023年9月21日
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GDP(国内総生産)500兆円がずっと横ばいの30年
本題に入る前に、失われた30年とは正確にいうと経済成長できずに毎年同じ名目GDPを繰り返していたということです。 さて、本題に入りますが、バブルが崩壊した1990年から日本は、約500兆円あまりのGDPのままずっと停滞をしているのです。
因みに、その頃からずっとデフレだったので、実質GDPはじわじわと成長していました。 もちろん、だからと言って良かったわけではないのですが、少し説明がややこしいので名目GDPに絞って話を進めていきたいと思います。
ここで、皆さんに質問です。 仮に、1990年時点でGDP500兆円として、年2%の成長ならどうでしょうか?
計算をすると、2023年現在のGDPは942兆円となります。
では、年3%の成長ならどうでしょうか?
2023年現在のGDP は1,287兆円となり、今頃とてつもないことになっている計算なのです。
まぁ、先進国で年3%の成長は難しいですので、年2%の成長だとしても2023年現在は942兆円なんですよ。
1990年から比べて約2倍ですよ。
今年(2023年)の、日本のGDPは585兆円(IMF推計)だそうですが、それと比較をしても、約1.6倍にもなっています。
僅か数%の成長であっても、長期間の成長をし続けるのとそうでないのとでは埋められない程の差になってしまうと言うことがよく分かりますね。
このように、GDP500兆円とGDP1,000兆円とでは、国の様子が全く違っていきます。
人口が変わらなければ、一人あたりのGDPはGDPに比例しますし、一人あたりのGDPは所得に強く相関します。
なので、ざっくりと言えば、年収が倍も違っていたと言うことなんですね。
例えば、2023年現在の平均年収は443万円ですので、単純計算をすると平均年収は886万円。
実は、平均年収1,000万円に迫る勢いなのです。
現役世代全員ですから、これは強烈なパワーになりますよね。
年収が倍も違えば、購買力も極めて高くなります。
当然ながら物価も上がりますが、その分、諸外国には負けない購買力になります。
安い海外産の食品や輸入品で相変わらず、日本人は豊かさを実感できていたことでしょう。
なお、GDPが倍となれば、国の借金のインパクトは半減します。
今、政府の国債残高は1,000兆円を越えていますが、ざっくりと言えば、これが500兆円ぐらいのインパクトになるということです。
持続的な経済成長が、いかに大事かがよく分かりますよね。

個人の持続的な成長が大事です
ここまでは、国レベルのお話でしたが個人でも同じことなんです。
皆さんも考えてみて下さい。
仮に、現在の年収が500万円だとします。 毎年2%で32年間も年収アップすれば、年収924万円になります。
毎年3%も年収がアップすれば、年収1,287万円なのです。 難しい話ではないですよね。 大事なのは、小さくても良いから毎年積み重ねて年収をアップさせることなのです。 今までであれば、会社の給与に頼るしかありませんでした。 しかし、幸いなことに今の時代は副業ができますよね。 更に言えば、投資環境もかなり充実してきています。 自助努力で何とかできるのです。 考えようによっては、これはとてもラッキーなことなのです。 国依存、会社依存、他人依存だと、どんなに努力をしても限界があります。 しかし、努力次第で年収を上げられるのなら、こんなに楽なことはないのです。 そして、もしも、皆さんひとりひとりが努力できる環境(時間やエネルギーがある状態)なら、とっても幸せなことなのです。 多少の時間はかかるかもしれませんが、少しずつでも年収を積み重ねてコツコツ上げていけば、いずれは想像ができないようなレベルへと到達するでしょう。 昨年の年収が500万円なら、2%アップの510万円にするとか…。 毎年、これを繰り返すことの破壊力は既に理解ができたと思います。 もしも、皆さんの会社が、毎年コツコツと年収を上げてくれる様なとても良い会社だとしても、それに甘えるのは余りお勧めができないです。 なぜなら、会社の給与は、会社が稼いだお金を分けて貰っているに過ぎないからです。 会社が傾けば、簡単になくなりますから。 最終的にモノをいうのは、「自分で稼ぐ力」なのです。 自分で稼ぐ力を少しずつでも良いのでつけていきましょう。 年10万円なら、月1万円で十分すぎますよね。 たった、それだけの力であっても長い目で見ると、強烈なインパクトが 出てくるわけなんです。 分かりましたか?
皆さんも、私たちと一緒に行動をしてコツコツと自分達で稼ぎましょう!!



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