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執筆者の写真HEART♡おかやま

徳川家康公から学ぶ節約術


皆さんは、この言葉をご存知ですか?


人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し、急ぐべからず。


不自由を常と思えば不足なし。


こころに望みおこらば、困窮したる時を思い出すべし。


堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。


勝つことばかり知りて、負くること知らざば、害、その身にいたる。


おのれを責めて人をせめるな、及ばざるは過ぎたるより勝れり。


正解は、徳川家康公の言葉なんです。
























(北大路欣也先生が演じられた、徳川家康公です。品と貫禄があって私はすきなんです。)


幼少の頃より、人質生活で苦労をした家康公。


成人してから、織田信長公に仕えて、信長公、亡き後は、豊臣秀吉公の大老として仕え、秀

吉公、亡き後は、関ヶ原の戦いで石田光成公を倒して、勝利しました。


耐えに耐え巡ってきた、政権を手に入れることに成功をした瞬間ですが、その後、260年

あまりに及ぶ、江戸時代の礎を築いたんですから、家康公の凄さが分かりますよね。


だから、この言葉が、名言として今も残っているんですよね。


早速、一緒にみて行きましょう。




生きて行く上で、指針となるものを与えてくれる


人の一生は、重荷を負うて遠き道を行くが如し、急ぐべからず。


人の一生と言うものは、重い荷物を背負って、遠い場所を向かう道を行くようなものであ

る。


だから、急いでは行けないんだよと言う意味なんですよね。


人間て、長く生きれば生きるほど、責任は増えていきますし。


家族が出来れば、子どもを育てて教育をする責任があります。


会社の重要ポストにつけば、会社の業績向上をする責任もあります。


どんどん責任という名前の荷物が増えていきますよね。


そして、その道っていうのは、逆戻りすることは出来ずに、ひたすら進むしかないんですよね。


しかも、自分が何歳まで生きるか、いつ死ぬかも分からない場合が、常にあるため、人生って言うのは、とても長い道のように感じるんです。


そんな、自分の人生を歩む際に、急いで歩んでも、どうこうなる訳ではないのですから、ゆっくりと生きた方が良いという、家康公からのメッセージなんですよね。



不自由を常と思えば不足なし。


まぁ、急がずに人生という長い道を進むには、不自由が当たり前なんだと考えること、物事や人っていうのは、思い通りにいかないのが、通常なんだと割り切って進んでいくことで、不満は生まれにくくなるという、物事の考え方です。



こころに望みおこらば、困窮したる時を思い出すべし


心の中に、何らかの欲が生まれたときは、苦しかったときを思い出すこと。


人間には欲望という欲があり、それは、満たされたら、また新しい欲望という欲が生まれ、その欲望が満たされないと不満になります。


でも、欲に目がくらんでいる状態では、今ある、幸せに気づかないのです。 みなさんも、苦しかったときを思い出してみてください。


そのときと比べたら、今、満たされていないかなという問いは、稀有に終わると思いますよね。


(家康公の像・・・浜松城にあります。)


堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え


我慢をすることが、無事に長く、安らかに、人生を送るための基礎になるものですから、我慢をせずに、感情に任せて、怒ることは敵と思えという意味なんです。


家康公は、人生という長い道を歩む中で、忍耐の大切さ、アンガーマネジメントの大切さを説いていたんですよね。


ここで1つ、アンガーマネジメントのテクニックを紹介します。


本で調べてみたんですが、怒りという感情は6秒間、外に出すことを我慢すると、消えていくという特徴があるそうです。


なので、怒りの感情が芽生えたら、心の中で、1・2・3・4・・と6つ数えてみてください。 怒りで我を忘れた、自分を少し冷静にみれる、自分に変わっている(俯瞰でみれる)はずです。


(日光東照宮の画像です。第三代将軍:徳川家光公が祖父を祀るために建てたそうです。)


勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる


勝利することは、あまり人に成長をもたらしません。 逆に負けること、失敗することで、うまくいかなった要因を、自ら振り返り、次回は、その要因をなくそうと、努力することで成長します。


そして、負けたことがない人間は、自分の課題や、欠点がわかっていないため、今は良くても、いずれ痛い目に遭うよという意味なんですね。


おのれを責めて人をせむるな


つまり、他責ではなくて、自責の大切さなんです。 他人や環境という、自分では、どうしようもないことに、責任を押し付けても、自分の成長には、つながりませんよね。 人間は、自分の意志のみで動くからです。 一方で、自責で考えることで、自分のまずかった行動や、失敗につながった要因を振り返り、次に生かせるんですよね。



及ばざるは過ぎたるより勝れり


何事も足りない状態の方が、やり過ぎてしまっている状態よりも、優れているという意味なんですね。


この言葉で、関連して思い出すのは、モンデルラン氏の、夢は不満足から生まれる、満ち足りた人間は、夢を見ないという名言です。


夢は、まだ叶っていないから夢なんだから、夢がない人は、とにかく行動を起こしてみて下さいって言っているんです。


行動を起こした先に、きっと不満足が生まれてくるから、それが夢に変わるんだと教えてくれているんです。


で、家康公は、私たちに伝えたいことは、いま求めているよりも、多く持ってしまうと、自分の未体験領域(ストレッチゾーン)に、踏み出す気力が養われずに、結果として成長も得られないんだと言っているんです。


家計も節約も気力体力を使いますが、コツコツ忍耐強くしていきましょう。


そうすることで、長い人生、あなたやご家族の繁栄が手に入ると思います。


千里の道も一歩からですよ。





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