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  • 執筆者の写真HEART♡おかやま

インデックス投資がおススメ?



世界情勢の混乱から市場も大きく揺れ動いていますが、こういうときこそ、小手先のテクニックは無用で、基本の力がものをいいます。


投資に関しては、インデックスが強いという状況に変わりはありません。


強いって、めちゃくちゃ下がっていますけどと思われるかもしれませんが、強さっていうのは、一時的な下落で判断するようなことではないんです。


それが分かるようになるのが、投資の基礎力なんですよね。


投資が不安になる今だからこそ、しっかりと基礎を学びましょう。




インデックスが強いです


インデックスファンドが強い状況は、今も昔も変わりません。


金融庁は、最新の広報誌の中で、パッシブファンドとアクティブファンドを比較すると、パッシブファンドのパフォーマンスが、アクティブファンドのパフォーマンスを上回っていますと言っています。


本来は、アクティブファンドは、しっかりと目利き力を発揮して、パッシブファンドを超えるリターンが期待されるところですが、残念ながら、インデックスに連動するパッシブファンドの方が有利となっています。


下記の資料をご覧ください。


金融庁広報誌 アクセスFSA(2022年3月号)P1より



専門的な言葉で分かりにくいと思われるなら、こちらの画像だと、どうでしょう。



ちょっと、専門的な話になりますが、アクティブファンドとパッシブファンドの、シャープレシオを比較した図なんです。


シャープレシオとは、簡単に言えば、リターン /リスクで計算される指標で、同じリスクをとった場合に、どちらがより多くリターンが取れるかという目安になります。


当然、シャープレシオの高いほうが、より優れた投資先と言えます。


この図を見ると、5年シャープレシオは、信託報酬(運用中かかるコスト)を除いても、除かなくても、パッシブファンドが有利ですよね。


信託報酬を除いたら、アクティブはコストが高い分、さらに差が広がるみたいですね。


つまり、全体としてみれば、アクティブファンドにいいところが無いんですよね。


勿論、だからといって、全てのアクティブファンドがダメかというと、そういうことではないのも確かなんです。


下記のレポートを見ていただければ分かりますが、設定本数が少ない独立系運用会社のアクティブファンドが、健闘しているようです。


資産運用業高度化プログレスレポート2020(金融庁)のP8~より


なので、投資先を検討するなら、パッシブ(インデックス)ファンドか、運用本数の少ない運用会社のアクティブファンドから選べば無難だということですね。




インデックス投資の投資先は、どこを狙うべきかのか


インデックス投資でいいよねと決断したとして、果たしてどれを選べばいいんでしょう。


一口にインデックスファンドといっても、多種多様のインデックスがあります。


国、地域別のインデックスファンドか、セクター別のインデックスファンドもしくは、特定の投資領域(先進国、新興国)のインデックスファンドか、高配当、高成長等、特定のテーマのインデックスファンドか、全世界のインデックスファンドなどなど。


米国だけに限っても、多数のインデックスファンドがあるんですよね。


投資なので、最終的には、ご自身で決断してもらうとして、私たちが、どのようなロジックで選んでいるか、参考までお話しますね。


結論から言えば、私たちは、全世界株式インデックスファンド一択です。


理由は、投資は、お金を増やす手段だと考えているので、可能な限り手間暇をかけずに済ませたい、また、投資で最も美味しいのは複利であって、それを享受するには、超長期で持ち続ける必要があるのと、最も長く生きながらえるのは、理論的に全世界だからです。


正直、全世界株式には、投資妙味とか、そういう魅力的な部分は一切ないです。


シンプルに、全部入りなんですから。


全ての株式市場の、平均を取りに行く、ただそれだけです。


でも、私たちは、投資を手段だと考えているので、私たちにとってはそれで十分だし、逆にそうでなければいけないんです。


例えば、ロシアのウクライナ侵攻ですが、戦争という事象はそうそう起きませんが、人類は戦争と繁栄の歴史ですから、絶対に起こらないとも言えません。


私たちは、今まさに、大きな歴史の、節目にいるのかもしれないんです。


こんなときに、例えば、ロシアに投資をしていたらどうなるでしょうか。


ロシア株ETFは、取引停止となりましたよね。




困難乗り越えてきたETF、ついに危機に直面ーウクライナ侵攻で(Bloomberg)


ロシアに投資してた投資家は、気が気でないはずです。


もちろん、そのまま価値がゼロになるかどうか、それは誰にも分かりません。


もしかしたら、めちゃくちゃ復活して莫大な利益を生むかもしれません。


でも、私たちは、そんな大博打をするつもりは毛頭なくて、自分の資産をできるだけ順調に、増やしただいだけなんです。


なので、こうした、カントリーリスクは極力避けたく、全世界にしてるわけですね。


さて、他にも話したいことはありますが、本日の説明はこれぐらいにします。


最後に、繰り返しますが、投資をお勧めはするものの、投資はあくまで自己責任です。


皆さんも、学びながら、長期で資産を増やす努力をしていきましょう。




今日の記事はここまでとなります。


次回は別のお話しを書きますので、乞うご期待です。


今後とも何卒よろしくお願い致します。






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